月曜日, 11月 20, 2006

ゲームが売れないPS3

 出荷台数が足りないので取りあえず品不足を演出(生産計画の失敗とも言う)が、功を奏するはずだったPS3は同時発売のゲームがちっとも売れない(面白いゲームがないのかもしれないが、要するに安くブルーレイを手に入れようというのか、ネットでの転売目的の連中が買ったに過ぎないということなのだろう。同様に品薄(年内に手に入れることは不可能?)な、Wiiとは対照的な展開になることは予想通り(PS3人気は既に陰りを見せているとさえ言われている)といえる。

 PS2互換のはずのゲームで音声が出ないとか、プレイできないという問題が既に発生しているが、その対処にも既に躓いているようである(初期の段階で互換に問題が起るのは仕方がないが、仕方がないと思うのはユーザーの方であってメーカーがそう言ってしまったのでは話にならない)。どうしてSONYはこのように自らを貶めるような対応しかできないのだろう。バッテリーの問題がまだ解決もしていないこの時期にこんな対応をしていたのでは、マスコミが面白がってSONYを叩いているというSONYフリークの声も空しいばかりである。

結論:SONYはPS3をゲーム機として売りたいのだろうが、ユーザーはPS3をゲームとは見ていないということである。ゲームソフトも売れないでどうやって儲けるつもりなんだろう。前々から書いているようにソフトで儲ける時代は20世紀で終わったのである。そのビジネスモデルにしがみついていると本当に自滅するぞ。

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