NHKを始めとする真面目な方々(バカにしてるんだぞ)は、いじめを無くそうと討論番組などを行なっている。しかし、討論をすると言う事は、いじめを無くす方法がわからない人が集まっていると最初に気付かなければいけない。そんな連中が、家庭の所為だ、社会の所為だ、学校の所為だといくら言ってみても全く意味が無い。テレビ討論などは、やってる奴らのマスターベーションに過ぎない。何故なら当事者が居もしないのにいくら騒いだって仕方ないのである。
昔のいじめと今のいじめがどれくらい違うかは分からないが、一つだけはっきりしている事がある。実はこれがいじめの核心なのだが、誰もそれを指摘した事が無い気がする。いじめの原因は仲良しごっこにあるのだ。こんなことを言うと何をバカなと考えるバカが多いようだが、はっきり言おういじめの本当の原因は仲良しごっこだ。
つまり誰とでも仲良くしなければいけないと言う間違った概念がいじめ本当の原因なのである。戦後の(特に戦後と言う意味だ)日本人は、民主主義を仲良くすることだと思い込んでしまった。しかし民主主義は決して仲良くする事ではない。意見が合わないから話し合いをしようと言うのが民主主義の本質だ。話が横道にそれたが、今の日本の一番の問題点は仲良しと仲良しごっこを同じ事だと考えている事にある。
携帯の登録数が友達の数だなどと言う奴らがいると言う事は、人間関係が仲良しごっこ(本当の親友などいないのだ)になっているのだ。親子も仲良しごっこ(本来親子は友達になってはいけない)、先生とも仲良しごっこ(師弟と言う言葉はどこへ行った)、社会とも仲良しごっこ(社会との関係は本来生きるか死ぬかの世界だ)、そんな生ぬるい(ニセモノの世界)で育てられた子供がいじめに耐えられるはずがない。同時に誰とでも仲良くしなければいけないと言う間違った考えは、多数について仲間はずれにされてはいけないと言うとんでもない思想を生み出してしまうのだ。それが今のいじめの原因なのだ。これを改めない限り、いじめは益々酷くなるのだ。それなのに、ご高説を垂れる連中は、みんな仲良くしなければいけないのになどと言っている。ようするに、何も分かっていないのである。
結論:いじめを無くしたかったら仲良しごっこを今すぐ止めることだ。常にタイマンを張って人とぶつかり合い(これは親子、師弟、同級生の全てだ)、その中で生まれてくる人間関係を中心に親子関係や師弟関係、友達関係を作る事が出来ればいいのだ。いじめを無くしたかったら誰とでも仲良くしようなんて言う愚の骨頂を止めるしかない。
金曜日, 12月 15, 2006
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