月曜日, 12月 18, 2006

ホンダのビジネスジェットが好調

 まだ販売されていないホンダのビジネスジェットの受注が好調なようである。大型旅客機とは違うが速度などは亜音速。低燃費なんて無視してエンジン出力を上げていけばホンダお得意のF1型のマシーン(要するに戦闘機だ)への道をつける事が出来そうな話である。三菱のようにライセンスやノックダウンばかりで軍事やってますなんていう情けない話と違ってフリーハンドで動けるホンダのほうがよっぽど将来が明るいのではないだろうか。

 三菱はモックアップなどを作って次期支援戦闘機商戦に名乗りを上げたりしているが、どう見てもアメリカの戦闘機のパクり(一回り大きいと言うのが泣かせる)に過ぎない。あれじゃ中国のパクりを笑えないのである。F2支援戦闘機の仕事が切れ(高い上に欠陥品だったので調達中止)、国産旅客機MJ(三菱ジェット)の受注で糊口をしのごうと生産計画(机上の空論?)をぶち上げたりしているが、独占軍需企業という地位にあぐらをかいていただけの会社に将来はないのである。

 ホンダは自動車でディーゼル・ハイブリッドを近々出してくるようだが、航空機もハイブリッドにするなんて言うとんでもないことを...それはないか。どちらにしろエンジンの設計はジェットだろうがなんだろうがホンダのお家芸。ビジネスジェットで手に入れたノウハウを元に、戦闘機へとまっしぐらだ。

結論:ホンダが軍需にいくと言う話は全くないが、やる気のあるところが何の後ろ盾もなし(三菱のように官需じゃない)に、独自にジェットまで密かに作ってきたのだ。これは自動車に参入した時と全く同じ構図。少なくともやる気は十分と見た。

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