木曜日, 12月 28, 2006

ホワイトカラー・エグゼンプション

 胡散臭いものを広めたい時には、官僚とその提灯持ちであるマスコミはヨコモジを使う。今回のホワイトカラー・エグゼプションなどはその典型だろう。要するに残業代を無くすための方便として真新しいヨコモジを持ってきているだけなのだ。正しい日本語で”ただ働き黙認”とでも訳せばみんなによく理解できるんじゃないだろうか。

 今回施行しようとしているのは高給取り(年収800万以上)とか何とか言っているが、800万以上では決して高給取りではない。どこぞの会社(ゴールドマン・サックスとも言う)のように新入社員で今冬のボーナスが1600万を越えようと言う企業では端から残業代など従業員が欲しいなどと言うわけはないのである。結局一度スタートしてしまえば後は、限度額を切り下げるのは官僚のさじ加減次第。社会民主主義の国ではこういうことは絶対させてはいけないのだ。

結論:成果報酬の次はホワイトカラー・エグゼンプション。人件費削減のための良くもいろんなものを探してくるものである。

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