金曜日, 12月 08, 2006

Blue-rayはいらない

 PS3が苦戦している。これは供給が間に合わないこともあるが、それ以上にユーザのニーズにあっていない商品を売りつけようとしているからだ。顧客はBlue-rayディスクがPS3に標準搭載されなければならない理由を持ってはいない。それを持っているのは、Blue-rayを次世代DVDの標準にしなければならないSONYの方だ。

 顧客は欲しくもないオプションを無理やり押しつけられていると感じているが、SONYはその意見に耳を傾ける気はない。これがそもそもの間違いなのだ。任天堂のwiiは、DVDさえ見ることが出来ない(恐らくビデオを見られればその分ゲームに費やす時間が減ることを分かっているからだ)。来年末のモデルチェンジではどうやらDVDも見えるようにするらしいが、その時にはwiiがデファクトになっているという自信があるのだろう。

結論:今からでも遅くないSONYは普通のDVDを搭載した廉価版のPS3を発売するべきだ。それならば、製産が間に合わないなんてことは無いはずだ。まさに取らぬ狸の皮算用だったのである。

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