月曜日, 12月 04, 2006

タバコ吸わない運動したって天は人を許さない

 禁煙セラピーの指導者だったアラン・カー氏が肺ガンでなくなった。元々タバコを吸ったことがない人ではなかったので、天罰が下ったのかもしれない。死ぬほどタバコを吸っていても死なない人は死なないし、吸わなくったって肺ガンにはなる。大体癌の原因を全てタバコに帰結させようと言う意図が見え見えだが、少なくともタバコの煙で空が黄色くなると言うような話は聞いた事がない。どうムキになってみても排気ガスとタバコでは排気ガスの方がよっぽど環境に悪影響を与えているはずだ。そうじゃなければ、インディアン(ネイティブ・アメリカンと言う呼び方はインディアンと同じように差別的なのでインディアンで良いと思う。何しろアメリカ自体は完全に個人名が起源だ)はとっくの昔にタバコで滅びていたはずである。

 北京に駐在する外交官が肺ガンで死ぬ理由は明らかに中国の大気汚染が原因だ。それよりもタバコが危険だと言い張る奴は恐らく本当のバカだ。純粋酸素だって身体に悪いのに、わざわざ金を払って買うバカがいる。排気ガスに含まれる一酸化炭素(毒性が高い、窒息死)、炭化水素(神経症状を発生)、窒素酸化物(大気汚染の原因物質、酸性雨)、浮遊粒子状物質(肺ガンの原因物質)、硫黄酸化物(大気汚染、酸性雨の原因)をどうにかしないで騒ぐ奴らの気が知れない。もしかして化石燃料よりも煙草のほうが沢山煙を出しているとでも考えているのだろうか。

結論:要するにタバコを吸う奴も相当バカだが、禁煙に精を出す奴らはそれ以上にバカだと言うことだと言うことだ。冷静に考えればタバコの前に大気汚染をなくすのが先である。それが終わった上で、タバコをやり玉に上げるのならば理屈が合うが、窒素酸化物や硫黄酸化物を放っておいてタバコを無くしてみても、癌は減るどころか増えるに決まっている。分煙を進める(喫煙は狭い部屋で煙に曝されながらタバコを吸う)と、喫煙者が肺ガンになるリスクは今迄考えられていたよりも以上に高くなるはずである。

0 件のコメント: