木曜日, 12月 25, 2008

進化と陳腐化

 国内のケータイメーカーは、話題になっただけで大して売れなかった(日本ではと但し書きが付く)iPhone 3Gを、それ見たことかと考えているかも知れないし、実際にそうアナウンスしているが、そんなことを言っていても仕方のない状況になっているのは日本のメーカーの方である。販売奨励金制度を使えなくなったケータイはメーカーの望むように売ることが出来なくなってきている。

 メーカーは多機能で高価な端末で設けようと考えているがユーザの半数近くは機能は無くても良いから安いものを望んでいる。そんな人達にとって機能てんこ盛りのケータイなんて高いだけの代物なのだ。それなのに、メーカーは季節ごとにモデルチェンジし、3ヶ月前の商品を自ら陳腐化させてしまう。顧客はケータイが陳腐化してから安く手に入れる方法で買い替えを行い、メーカーの思惑は空振りに終わってしまったのだ。

結論:iPhoneは購入後にも進化を続ける端末であり、ケータイは購入前に陳腐化する端末である。進化と陳腐化。あなたはどちらがお好きですか?因みに私はAppleは好きですが、Softbank モバイルは大嫌いです。

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