月曜日, 12月 08, 2008

首相の支持率?

 各社の世論調査で麻生首相の支持率がとんでもないことになっている。カスゴミは選挙報道で盛り上がりたいので早く解散総選挙に持ち込みたいのだろうが、何の政策も打ち出さなければ大敗しかあり得ない。麻生首相の支持率は単純に自民党の支持率を示しているに過ぎない。対する民主党はどうかと言えば自民党を凌駕する政策が出ているのかと言えば、そんなことはない。単純に消去法で民主党、小沢を支持しているに過ぎない。

 ブッシュでさえ自分の政策ミスを認めたのだから、小泉政権の政策の誤りを認め景気回復のための施策を打ち出さない限り、自民党の支持率が上がることなどないだろう。解散・総選挙の争点を財政再建政策の諾否(まだ新自由主義を続けるのか、社民主義に戻るのか)にすれば、55年体制の崩壊となり自民、民主そのものの再編成になるだろう。それをしない限りどの党の誰が立ってもすぐに支持率など落ちてしまうに違いない。

結論:
役人が国民のために仕事をしていないのが現在の状況。小泉改革が失敗したのは旧田中派の利権を清和会に移しただけで、不勉強な清和会では役人をコントロールできなかった事に起因する(アメリカの顔色だけはしっかり見ていたが)。役人が利権に首っ引きになれたのも、きちんと仕事を振れなかった(差配できなかった)からなのである。

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