水曜日, 12月 03, 2008

アメリカがやるのか

 国の借金を無くしたいならばハイパー・インフレにして借金の相対価値を低くして返済し、その後でデノミをすれば良いと以前に書いたが、どうやらアメリカがそれをやる気らしい。海外に借金の無い日本で有効で債務国のアメリカがそれをやったら一気に信用をなくしてしまう(デフォルトと殆ど同じことになる)のだが、それ以外に抱えている借金を返す方法がなければ平気でそれをするのが、アメリカと言う国なのである。

 資本注入しか方法の無いCiti(デービッド・ロックフェラーの銀行)は恐らく破綻し、ゴールドマン・サックス(ジェイ・ロックフェラーの銀行)に吸収されて終るのだろう。ここに来てアメリカ経済は代替わりが終局を迎えている。ヨーロッパのロスチャイルドと共同戦線を張れるジェイが実権を持つと言うことは、アメリカが一極から多極の一つになることは織り込み済みになったと言うことなのだ。

 米国債などという実体の無い資産を早い内に実体のある資産(金や物)に切替え(インフレになれば物の価値は上がる)ハイパー・インフレ以降の米経済で確たる位置を占められるよな戦略を組まなければいけないだろう。デービッドと比べれば日本に対して理解のあるジェイが生きている内に日本の戦略を立て直さなければ、これからの時代に日本が好ポジションをキープすることは難しいだろう。

結論:1ドルが40円以下、ダウが4,000ドル以下になった時にどうするかを今から考えて戦略を練る事が出来る人間が政策を考えなければいけないのだ。もう2年も無いよ。

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