月曜日, 12月 29, 2008

ゲリラ豪雨

 清谷氏のブログに、気象学はもともと軍事のために作られたものなのに、戦争を連想させるような言葉を使うわけにいかないと、訳の分からないことを気象庁の菊池正所長が発言したと書いてあった。NHKの「おはよう日本」の気象予報を担当していたこともある気象キャスターの田代大輔氏も同様の発言をしているそうだ。

 問題となったのが、”ゲリラ豪雨”。ゲリラと言う言葉が軍事用語だと言い張っている訳だが、確かに元々はそうかも知れないが、そんなことを言ったら、レーダー(雨雲を見るために作られた訳ではない)、コンピュータ(元々は弾道計算のために作られた)、GPS(軍用の位置情報衛星を民間が使っているのを知らないのか)、インターネット(元々冷戦時代に作られた軍事用のARPAネットの民間転用だ)、前線(元々敵と直面する場所だぞ)と清谷氏は指摘している(解説は私がしています)が、正にその通りである。

 もしかしたら、ゲリラ豪雨に過剰に反応している連中は、他の言葉は軍事と関係ないと思っているのだろうか、そうだとしたらあまりにも物を知らな過ぎると思うのだが。

結論:言葉狩りをしたがる奴って、ものを知らない奴(要はバカ)が多すぎる。言わなきゃ良い事を言って墓穴を掘っていると気付かないのだから間違いないのだ(池田さんもその一人?)。

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