月曜日, 12月 22, 2008

ココがヘン

 世の中(取りあえず日本の話)には当たり前と思い込んでいてオカシナ事が沢山ある。日経のIT-PLUSの夏野氏の記事を読んで気になったので私なりにまとめてみたい。

ココがヘン
その1:不夜城である東京の鉄道が未だに終夜営業ではない
戦前でさえ深夜になるまで動いていた電車が未だに終夜営業でないのはおかしい。タクシー業界のためにそうしているのではないかと思えるほどである。
その2:天下りはあるのに天上りがない
アメリカのように天上りで政策をコロコロ変えられるのも困るが、省益だけで役所が動くのは外部から新しい血が入らない組織構造に原因がある。
その3:国会議員の数が多過ぎる
議員立法が殆どない状況なのに800人も議員がいる必要は全くない。無給ならまだしも何もしない議員に歳費を使うのは無駄である。こんなことだから役人だって減らせないのだ。
その4:行政サービスが土日休である
行政の仕事は住民に対するサービスのはずなのに、住民の方が役所に合わせなければいけないというのは明らかにおかしい。誰から税金を貰っているかを考えるべきである。それがいやなら公務員にならなければ良いのだ。
その5:資金需要もないのに上場する企業
資金が必要な事業計画もないのに上場すると言う事は創業者利益が目的である。だとすれば上場と同時に創業者は経営から離れるべきだろう。上場したと言う事は個人企業から公器に変わったのだ。
その6:女性の活用
男女の差別がないのならば女性活用と言うのはおかしい。女性活用をカンバンにするような企業は案外閉鎖的だったりする。”バカとハサミは使いよう”と同じで差別意識がなければ女性活用などと言う言葉が出てくる筈はないのだ。
その7:高速道路の制限速度が100キロ以下
制限速度が100キロ以下ならばそれ以上出せる車をどうどうと売るのはおかしいし、それ以上出していいのならば100キロ制限にする根拠がない。アウトバーンもないのにリミッタのない車を売るなどもっての外である。どう考えても矛盾しているのに平気なのはおかしい。

結論:上から下まで義務ではなく権利を守ろうとしているだけなのである。

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