火曜日, 12月 16, 2008

ハードからハート

 こんな事を言っても仕方がないのかも知れない(なら言わない方が良い)が、メーカーは、ハードからの発想を捨ててハートからの物づくりに徹するべきである。元々日本の物づくりはハードに魂(ハート)を込めるスタイルだったのに、いつのまにかオーべー(欧米)のように唯物史観にたった物づくりになってしまった。100円ショップの話ではないが、ちっとも肌の温もりを感じるような物が無くなってしまった。

 そんな物づくりを頑なに守っているのは残念ながらAppleぐらいである。SONYは、外面(そとづら)は良くしようとしようとしているが、裏っ返しに堪えるような拘った製品は流石のSONYでさえ作ってはいない。他のメーカーは推して知るべしだ。MacBook Airを分解してみたSONYのエンジニアが、SONYならばもっと上手く(コンパクトにという意味らしい)作ると以前どこかに書いていたようだが、今求められているのは上手く作る事(SONYの上手くの高は知れているが)ではなく、Appleよりもゾクゾクするものを作る事なのだ。昔のSONYにあって今のSONYに一番欠けているのはそこなのである。

結論:キーワードはハートだ。それが解らないと言うのならばMacBookでも買ってみれば良い。開封から、初期設定までを自分でしてみれば何が心に訴えるかを知る事が出来るだろう。

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