金曜日, 4月 04, 2008

Microsoftの敗北宣言

 Windows XPの提供期間を再延長するとMicrosoftが公式に発表した。対象はULCPC(超低価格PC)だけだというがこんなものはなし崩し的に拡大されるのは目に見えている。現在の延長は、010年6月30日か、Windowsの次期メジャーリリースである「Windows 7」の出荷1年後のどちらか遅い方の期限までというのだが、無駄な機能を注ぎ込んでしまったためにハイエンド機以外では、まともに動かないようなOS(周辺装置用のドライバーがまともに無いことが痛い)を出すからこういうことになるのだ。SP2も出たが、自動アップデートを行うと自動アップデートが出来なくなるような代物。XPからの乗換えはWindows 7の空気が満ちているのを察してWindows 7が出てから1年後(今の情勢では何時になるか分からない)までXPを提供すると言うのだから、有り難いのやら何やら。

 何処の世の中に2世代も先のOSが定着するまで旧OSを提供(勿論お代は頂くらしい)する会社があるだろう。Appleなど新バージョンが出たその日に前OSが店頭から消える。力不足のPC(本当はOSがバカなだけだが)救済のためとかいっているが、主力になる恐れがあったULCPCを無視して馬鹿力で動かささなければいけないようなOSしか作れない責任をとって、オープンにでもしてただで配るべきじゃないだろうか。

結論:Appleが200億ドルくらいでOSX(それもTiger)をライセンスしてやったらどうだろう。Office(勿論Windows版も含めた全てのOffice)とのバーターでも良い。Microsoftにとったら安い買い物だと思うんだけどな〜。

0 件のコメント: