木曜日, 4月 24, 2008

日本の外交

 害務省は、戦前と比べて益々酷くなっている省庁の一つ(他も戦前と比べて悪くなる一方)だが、アメリカの陰に隠れていれば外交問題を考える必要がないというぬるま湯に浸かり過ぎたために脳味噌までふやけてしまった。戦後何度か自主外交を行う切掛けがあったにも関わらず、それを潰してきたのが他でも無い害務省だったのだ。そんな害務省の基本政策を上げてみたい。

日本の外交政策
外交政策1:とにかくアメリカの顔色を窺う(国益に反しようが、アメリカが喜ぶならどんなことにでも従う)
外交政策2:金をばらまく(アメリカに文句を言われなければどんなに怪しい国にでも援助する)
外交政策3:いい顔をする(相手を怒らせないためならば魂の一つや二つは平気で売る)
外交政策4:省内の横の連携を取らない(自分の担当さえ良ければ他は関係ない)
外交政策5:国益は考えない(相手が喜ぶことが外交。相手国の利益は最大限考慮する)
外交政策6:情報は集めない(スパイすると嫌われるから、アメリカからいろの突いた情報を貰う)
外交政策7:最後は皇族を担ぎ出す(そのための皇太子妃に捻じ込んだのだから)

 政策が単純なので、日本に対峙する国の対応もはっきりとしている。

他国の対応策
対応策1:アメリカにお土産を持っていって日本に圧力を掛けて貰う
対応策2:お金を強請る(日本は、お金を強請ることによって恩を売れる珍しい国と認識されている)。ごねれば、更に金額を吊り上げられるのだから堪らない
対応策3:中国や北朝鮮を見れば分かるように恫喝すれば、勝手に擦寄ってくる
対応策4:別な課の動きを封じるためには担当の課だけを相手にすれば良い
対応策5:自国と害務省に取って都合の良い提案をするだけで話はまとまる
対応策6:パーティに参加しても情報をとられることなど無いのでタダで飲み食いすれば良い
対応策7:皇族が参加するに相応しいイベントをでっち上げれば良い

結論:害務省は外交をアメリカと皇室に丸投げする性もない役所だ。町内会のお祭りじゃないのだから金を出せば大きな顔が出来ると思ってもらっては困る。町内会だって金しか出さない人間はバカにされて、陰口を叩かれるだけなのだ。それに気付かないのは大事な会合には呼ばれないからなのである。

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