日曜日, 4月 27, 2008

サブプライムよりも構造改革

 履物屋の倅から売国奴に成り下がってしまった竹中平蔵。参議院議員を途中で投げ出しておきながら平然とテレビに出られる臆面の無さには流石に呆れ返るばかりだ。郵政の民営化はご主人様(アメリカのウォール街にいらっしゃるロック何とかさん)にも手を出せなかった資金を提供する手段だったのだが、サブプライムをネタにしてゆうちょの金で米国の銀行を助けろとまで言う始末だ。揚げ句の果てに、サブプライムを放置してドルが下落すると輸出産業が崩壊する「私は実は、日本のほうを心配してます」とまでおっしゃられちゃうのだ。詭弁もここ迄来ると詭弁にさえならない、唯の戯言だ。

 そういう時には、「日本は赤字国債で首も回らない状態。消費税を10%に引き上げようと言う時にアメリカに生き死になど気にしている場合じゃございません」と言い逃れると言うのが大人の対応。「お前んところは世界最大の債権国。余裕があるんだからうちを助けろ」と言質を得た上で、「何だ、経済弱者じゃなかったんだ。日本は世界一の金持ちだったんですね」と切り返し、国民を安心させれば(当然増税などなくなる)景気などあっという間に回復するのだ。

結論:サブプライムに使う金があるならば、石油依存から脱却するためのエネルギー改革(履物屋や人殺し首相の言う奴とは意味が違うぞ)、自給自足可能な社会を構築するための農政改革などの構造改革にゆうちょの金を民間主導で使えば良いのだ。

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