水曜日, 6月 18, 2008

アメリカにもいる池田信夫

 さんざっぱら池田信夫氏を批判してきたが、アメリカにも似たようなことを言っているおっさんがいた。冷静に考察するとiPhoneは単なるスマートフォン(それも中途半端な)だと言うのだ。スマートフォンの定義自体が曖昧なのだが、iPhoneはスマートフォン機能を持ってはいるが、スマートフォンの範疇を越えた商品だとは理解出来ないようだ。

 更に記述されている内容にも勘違い(要は何も知らないだけなのだが)が多く見受けられる

・コピー、ペーストが出来ない(2.0では普通に出来る)
・電子メールアプリも基本的なものでしかない(どんなメールソフトが欲しいんだ)
・カレンダーも同様だ(MobileMeを使わないといけないかも知れないがカレンダーは確実に進歩している)
・同じプロセッサ(一つ上のランクのチップセットに変わっている)
・まもなくサービス開始するApp Storeが内蔵アプリケーションの欠点を補う(ベースセットのアプリに変更がないと思い込んでいるらしいが、同じ名前でも別物になっている)
・内蔵ファームウェアのパッケージ不足を補うためにサードパーティー製ソフトウェアに頼る(システムをROMチップだとでも考えているらしい。iPhoneのバージョンアップは数百メガだ。iPhoneにどんなにでかいシステムが載っているのかを知らないらしい)

結論:Jobsを現実歪曲(確かにそうだが)だと言っているが、この筆者の事実誤認(無知)は、現実歪曲以下である。

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