世の中にはプレゼンテーションを自分の知識をひけらかす場と勘違いしている大バカがいる。そうかと思えば自分の思い入れを滔々と語る場所だと思っている薄らバカもいる(私なんかこの部類)。プレゼンテーションと言えばAppleのスティーブ・ジョブズの右に出るものはいないが、日本にもジョブズに匹敵するプレゼン名人がいる。ジャパネットたかたの高田社長だ。二人ともプレゼンテーションの本質がセールストークであることを理解しているのだ。
セールストークの奥義
その1:みんなが知らないことばは使わない。プレゼンの神様と思われているジョブズは中学生でも知っている単語だけで話を組み立てられる。
その2:理屈(スペック)ではなく情(イメージ)である。スペックをそのまま使わず誰もがイメージ出来るもので表現する。
その3:重要なキーワードを繰返し使う。
その4:技術者の視点でものを捉えない。例えば小さくするためにどういう苦労があったか等を言う人がいるが、チェンジポケットがやっと役に立つなどとと予想外のものを引き合いに出す。
その5:個人に語りかけるように話す
その6:欠点を利点に変える
その7:猿踊りや雄叫びは絶対にしない
その8:口ごもらない。(どもるのはOK)
その9:質問は受け付けない
その10:大事なことは最後に廻す
結論:ジョブズのやり方を学ぶ機会は多くはないが、高田社長ならばいつでも見ることが出来る。プレゼンが苦手と考える人はジャパネットたかたを見ればいいのだ。
金曜日, 6月 20, 2008
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