木曜日, 6月 05, 2008

舐めてたの?

 Softbank独占になったわけではないが、もしも本当にdocomoがiPhoneを取れないとしたら、それは単にバカだからと言う事になってしまう。天下のAT&Tでさえ出入りの業者扱いのJobsがdocomoなど屁とも思っていない事は最初から分かり切った話。アメリカの動きを見ていればiPhoneが欲しかったら自分たちの思惑など全く考慮する余地はないことは最初からわかっていた事である。こちらから何か条件を付けたいと考えているのなら最初から交渉のテーブルに着いても無駄なのだ。

他の会社がAppleに払った代償
ディズニー:会長兼CEOのクビと筆頭株主の条件でPixerを確保
Apple Co:商標権侵害で訴えた為に商標権をAppleに取られてしまう
SONY:共同開発を断った為にデジタルプレイヤーの覇権を取られる

 Pixerを手に入れたディズニーは、自社のアニメ部門を解散し、Pixerがディズニーのアニメ部門になった。ディズニーは自社のブランドを捨ててJobsのブランドで生きる事にしたわけだ。Softbankも同様に利益は度外視してiPhoneというブランドを手に入れる決心をしたわけだ。もしかしたらdocomoはiPhoneを電話機だと考えていたのだろうか。だとしたら、Appleを舐めていたと言う事になる。iPhoneというのは物ではなくiconなのだ。

結論:もしも本当にdocomoが負けたのだとしたら、Appleに相手にされない会社と言う拭うことの出来ないイメージを自ら作ってしまった事になる。Auのようにはっきりした理由がないだけに傷は深いのだ。まだ本当にどうなるかは分からないけどね。

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