久間は”しょうがない”と言い、アメリカの前国務次官は"多くの日本人の命を原爆で救った”と言う。ちょっと前まではもう少し正直に、”アメリカ軍の将兵の命を守る為に必要だった”というのが主流だったが、当時の認識としては破壊力を実地で試したかったというのが本当のところである。そのために、広島、長崎などの実権予定地には空襲をかけなかったことは事実なので、”結果的には多くの日本人の命を救った”のは原爆(あと2回は実験するつもりだったのだから)ではなく、ポツダム宣言の受諾だったのである。要するに前国務長官の発言は、久間の発言以上に問題発言なのだ。
本来野党(どうせ基地外なのだから、言いたいことはこういう時に言え!!)はこういった発言にこそ食い付かなければ行けない。与党ではないのだからアメリカに文句を言う自由度は非情に高い。社民はお膝元(朝鮮利権崩壊)の問題でそれどころではないのかも知れないが、やっぱり言うのが筋だろう。文句を言わないのならば、糾弾しておきながら結局”しょうがない”と考えていると暗に示したことになるのだ。そして、その基地外発言に対して”それぞれの国によって認識に違いがあるのは仕方ないが、野党の発言は誠に遺憾である”と公式に謝罪して、日本は大人であること(暗に、慰安婦問題で騒いでいるアメリカはガキだ示す)を示すチャンスになるのだが...安倍が息を吹き返しても”しょうがない”のだが。
結論:ソ連が北方領土だけで諦めたのは、原爆のおかげだ。これだけは間違いがない。そう言う意味(ソ連に半分取られていたら皆シベリアの強制収容所送りだったかも知れない)では、多くの日本人の命を救ったと言えるかも知れないが、単なる結果論に過ぎないのである。
木曜日, 7月 05, 2007
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