世界中を見回して、原発を現役バリバリで作っている企業は、全て日本企業になってしまった。日立(GE)、東芝(ウェスチングハウス)、三菱重工(アレバ)の三グループしか世の中には存在しないのだ。少し前までの状況を考えれば原発などババだったのだが、あのドイツさえ、ロシアに石油パイプライン(実はこれもほとんどは日本製だったりする)を止められると言う状況にいたって遂に原発もありに方向転換を開始した。これからは、日本に原発を作っているような余裕が無いくらいに商売繁盛しそうな勢いなのだ。
エネルギー政策が大きく変わる時、必要になるのは重厚長大産業なのだが、これがちゃんと生き残っている文明国は日本だけだったりする。放射能漏れを起こしてあわやと言う状況だったが、地震を想定した原発を作れるのは恐らく日本以外には無いだろう。何しろ日本には原発銀座さえあるのだから...
結論:他所の国には原発を売って、国内は各家庭で燃料電池と言うのが一番宜しい。少なくとも他所の国に必要な原発が完成するまでは、わがまま言っても(言わない方が良いが)許されそうである。自慢じゃないが日本人ならバケツで臨界点を越えさせる技術だって東海村で開発済みだ(本当に自慢じゃないが)。
木曜日, 7月 19, 2007
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