火曜日, 7月 03, 2007

無法松?

 前にも少しは書いたかも知れないが、日本はアメリカべったりをやめて少しは外交と言うものをしたらどうかと言う話だ。日本のお隣には朝鮮や中国と言う何千年前のことでも持ち出して平気で攻撃してくる珍しい国が存在するが、実は酒の一杯でも飲んだら皆、水に流してしまうと言うアジア圏には珍しく根に持たない(朝鮮や中国が異常なだけだが)天晴れな人達がいる。他でもないロシアだ。日本とロシアの間には北方領土問題と言う大きな問題を抱えているために外交どころじゃないと言うのが政府の立場だが、そんなものは後回しにしてロシアと外交関係を結べば、中国や朝鮮と言う質のの悪い国を大人しくする効果は絶大である。

 頼りになるのは昔から、”遠くの親戚よりも近くの他人”と言うじゃないか。何故そんなことを言うかと言えば、ロシアは日本に対して悪感情を持っていないのだ。日本ではロシアと言えば日露戦争となってしまうために、きっと今でも恨んでいるんだろうなと考えるかも知れないが、最初にも書いた通りあの国の人はウォッカを飲んだらそれまでのことは、忘れてしまうのだ(バカだと言いたい訳ではなくサッパリしていると言いたい。日本で言えば”無法松の一生”みたいな人達なのだ)。

 中国には有毒物質と言う資源が豊富にあるが、ロシアには石油や天然ガスと言ったもっと役に立つ資源が豊富に埋まっている。そして、その埋蔵場所はサハリンなど日本に近い。こんなに美味しい国を、みすみす相手にしないと言うのは単なるバカか、アメリカの傀儡なのだ(正直な話、ロシアと国交など持とうと考えたらすぐに政治生命を失うだろう)。ならば、それを材料にしてアメリカの出方を変えさせると言うのが大人の付き合い方なのである。

結論:外交とは武力を使わない戦争。仲良しごっことは違う。日本人は外交を仲良しごっこだと考えるからいつまでたっても自立できないのだ。

0 件のコメント: