火曜日, 2月 06, 2007

NHK民営化

 NHKの民営化の話は無くなったようだが、どうして民営か公営かという二者択一しか出てこないのかが不思議だ。スポンサーの付く番組は企業から金を貰えばいいし、教育のようにスポンサーが付き難いか、教育産業が乗り込んできそうな(英会話のスポンサーがNOVAだったりしたら嫌でしょ?)ものは、あくまでも公共放送として国民から広くお金を徴収すればいい。

 それでは、スポンサーを認める総合放送はどうするかと言えば、民放のようなスポット広告は認めなければ良い。番組の製作費を持つスポンサーだけを認め、そしてNHKは公営放送なのだから番組内でのタイアップは絶対行わないという方針(金を出しても口は出せなければあるあるみたいな問題は起こらない)を取ればいいのだ。それじゃ、スポンサーになっても魅力がないと考える人もいるかも知れないが、少なくともNHKは全国で間違いなく受信可能な唯一の放送局だ。これは民放には真似の出来ない事なのである。

結論:どこの局でも可能な放送(ドラマなどの娯楽)は、公共である必要はどこにもない。実際のNHKが国営放送(半官半民じゃないか)ではないことを考慮せずに、民営か公営かというのは柔軟性にかける発想だ。もともと半官半民なのだから企業(スポンサード)と国民(公共料金)との二本立てがあっても良いのでだ。

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