火曜日, 2月 20, 2007

カモがネギを背負う

 アサヒのサッポロ買収には同じ取引先に同じルートを使って商品を流すことが出来、ユーザの多い商品に絞り込むことにより無駄なコストを削減できると言う大きなメリットがあるが、大丸と松坂屋の統合はその裏で操っている連中にとってだけ大きなメリットがある(はずである)。

 というのも松坂屋はお家騒動でもめその屋台骨はぐらぐらであり、名古屋本店を別にすれば勝ち組とは言えない。大丸も元気があるとは言えない百貨店。売上規模が日本一になることに実は何のメリットも無いのである。価値があるのは大都市の一等地にある物件(要するに再開発可能な土地)だけ。

結論:
松坂屋と大丸が合併後(するかどうかは不明だが)に都心などの一等地が百貨店以外に化けたり、売却されたりしても驚かないのである。円安は外資による日本食い散らかしのために絶対欠かせない条件なのだから。

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