火曜日, 2月 27, 2007

薬害?

 またタミフルを服用後中2男子生徒が飛び降り自殺をした。今までは因果関係が明らかでないと言うことで済ませてきたが、小児の意識障害(これは中高生の自殺と同じ機序だろう)や心肺停止死、窒息など神経系に対する重大な副作用を持っていると考えられる。今後、未成年に対する処方は制限されることだろう。

 他にも第3世代抗うつ剤と言われるSSRIを服用中に自殺、殺人事件を起こす患者がいることを一部で指摘されているが、未だに扱いはうやむやである。アメリカのコロンバイン高校で乱射事件を起こした生徒もSSRIであるプロザック(アメリカで一番ポピュラーな抗うつ剤)を服用していたし、日本でも川崎の男児投げ落とし事件を起こして被告はSSRIの抗うつ剤を服用中だったのだが、原因が精神病の方ばかりが強調され薬の副作用を指摘する報道機関はなかった(スポンサーへの心遣い)。

結論:魔法の薬などはない。闇雲に処方する医療行政に問題があるのだ。

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