昨日は、代表質問に立たなかった(HPの事を突かれると怖じ気づいたか)福島瑞穂。少子化の原因が自分たちの唱えるジェンダーフリーにあるとやっと察したのだろうか。性差別を無くして男女平等(これを何もかも同じと考えてるのがジェンダーフリーの連中だが)の社会は全然問題ない。結婚しないでも子育てが出来る社会を作る(経済基盤だけではなく、婚外子を差別する社会の暗黙のルールを排除する)のは、まさに政治の仕事だ。ここまで出来れば少なくともシステムとしての少子化問題はクリアできる。
ところが、システムでは排除することの出来ない問題はこれでは解決できない。それは心の問題だ。少子化問題で騒いでいる連中の心の中にあるのは、子供を産む女性は封建社会に生きる遅れた女(要するに馬鹿だと言っているのだ)と主張するのが、日本のジェンダーフリーだ。要約すれば、あいつらの主張は女性は子供を産む道具じゃないし、自分の人生は自分だけが楽しめれば良く、後がどうなろうと知ったこっちゃ無いという身勝手なものだ。考えてみればこの考え方が少子化の大本の原因なのだ。
大体、専業主婦は働かないからいけないと言うのは偏見である。本当に主婦業に専念できる主婦は恵まれた人達であって、ほとんどの女性は何らかの形で家計を助けるために働いている。子育てをしたら働けないと言うのは、ジェンダーフリーを唱えるような片輪だけだ。
結論:働きやすい社会を作るためには企業が社員に利益を正当に配分するシステムを作ったり、子供を持つことで差別を受けない社会を作る事だ。野党が叩かなければいけないのは、言葉尻ではなく税金も払わずに最高益を享受している企業の方である。
木曜日, 2月 08, 2007
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