今はもう無くなってしまったと言われる冷戦。資本主義と共産主義、自由主義と社会主義のにらみ合いだったと言われているが、ソ連もアメリカも武力以外に頼るものの無い(文化がないと言う意味だ)出来損ないだった事は間違いない。どちらも歴史に登場するのは徳川幕府の末期。それまでは国なんてものでは無かったのだ。だからこそ、共産主義やリベラルという新興宗教が形をなすことが出来たのだ。歴史のある伝統国家ではああ言った乱暴な実験はそもそも成り立たないのだ。要するにどちらも左翼なのである。
実は左翼かどうかという判断材料に経済の形態などは全く関係ない。資本経済であろうが社会経済であろうが伝統に依拠していれば保守(右翼)であり、それがなければ革新(左翼)なのだ。それと科学万能主義(唯物だ)も歴史などは、理性や合理性の前では意味を持たない(自分たちに歴史がないから歴史を否定するしか立場を守る術がないと言うだけのこと)と科学信仰をとったが、これは神の世界(キリスト教のと言う意味)で立ち位置を作れないユダヤ人が作り出した新興宗教だったのだ。だからこそ、世界で一番ユダヤ人が多いのがロシアとアメリカなのだ。
ワンワールドなどを信じている連中は国家を無視しているわけだから、その思想は世界同時革命を目指していたトロッキーと全く同じ構造なのである。冷戦構造は無くなったが、歴史を持たないアメリカは未だに力(暴力)に頼って世界征服を目指している。だから2002年近くの歴史を持つ日本や5000年以上の歴史を持つイラクを目の敵にするのだろう。時間は金では買えないのだ。
結論:ソ連もアメリカも歴史からはみ出した伝統に依拠できない左翼の内ゲバだったのである。
金曜日, 2月 16, 2007
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