水曜日, 2月 14, 2007

ユダヤと金融

 ユダヤ資本による陰謀路線で書いてきた私だが、もう少し穿った見方をしてみたい。どういう話かと言えば、ユダヤ資本と言われているのは本当にユダヤなのかと言う前提条件根底からをひっくり返す論法だ。ヨーロッパのキリスト教徒の中には、改宗ユダヤ人と言うものが多くいると言われている。ここでいうユダヤとは人種としてのユダヤ人のことでは無い。何故ならば人種としての純粋ユダヤ人は日本のトキでは無いがとっくに滅びているからだ。これは人種としての原日本人がいるとは思えないのと同じ理屈だ。

 国(現在信じられているユダヤの国は現在のイスラエルとは別な地域だという話もある)を追われたユダヤ人が、方々に散らばりそれがヨーロッパのユダヤ人の起源になったというまことしやかな話もあるがどうやらこれも怪しい。多くの人々は中近東でアラブ人たちと暮らしていたと言うのが本当のところのようだ。ユダヤ人と言われる人は現在全世界に1500万人おり、そのうち90%がアシュケナージ(ユダヤ教に改宗したカザール人)で、スファラディ(人種的に見てユダヤ人)は僅か10%。ほとんどのユダヤ人と言われている人のルーツは現在のイスラエルとは関係ないのだ。さらに古代イスラエルと言われる土地は、そもそも現在の場所ではなくアラビア半島のアシール地方だというのだから、パレスチナの地にいる理由は全く無くなってしまうのである。

 さて今回の本題(妄想とも言う)に入ろう。改宗ユダヤ人(偽装キリスト教徒)があったのだから、改宗クリスチャン(ユダヤ人成りすまし)がいてもおかしくない。ぶっちゃけて言えばそう言う話だ。何をわざわざ忌み嫌われているユダヤ教徒になる馬鹿がいるかと考える人が常識的な考えだが、ここでひとつ考えて欲しい。中世(カトリック教会が強大な力を持っていた時代)までキリスト教とは利子を取って高利貸しをすることは出来なかった。これはもともとユダヤ教の教義なのだが、キリスト教やイスラム教と違ってユダヤ教徒には異教徒からは利子を取っても良いと言う抜け穴があった。だからこそ金融(要するに金貸しだ)はユダヤの生業となったのである。宗教革命以降キリスト教徒も金融で財産を作る事が可能になったが、それまでは無理だったのだ。

 私がガメツイ人間だったら、見ず知らず(生い立ちを知られない)の土地に行って金融の仕事を始めるかも知れない。どんなに汚い金もうけをしても、ユダヤだから仕方ないと免罪符(差別がここでは既得権に変わるのだ)を貰うことが出来る。もともとプロテスタントと言われている人達は多分にユダヤ教の匂い(それ以前にカバラなど異教や悪魔崇拝をしている気すらする)がするのだが...

結論:見かけがパレスチナ人と変わらないスファラディ(有色人種)は別にして、アシュケナージの連中は顔(帽子と髪形を変えていれば別だが)を見ただけでは何人か判らない。イルミナティと言われている連中なんて神も仏(これは信じるわけが無いか)も信じていない。宗教は利用するものだと考えているのだ。一番迷惑を被っているのは本当に神を信じている人達なのである。

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