水曜日, 2月 28, 2007

日本語にすればいいのに

 どうもマーケティングを目の敵にしているようで...少しも心苦しくないのだが...ヨコモジを使ったリポート(報告書)で高い銭を吹っかける風潮に対して一矢報いる(はずはない)一助にでもなればと思い書いてみたい。

マーケティング:マーケティング用語では市場把握(特に日本ではミクロ・マーケティングが主流)のことをさすが、”売れ筋の押し込み”のことである。広い意味ではその他に、商品調整(在庫調整?)、プロモーション(露出)、取引、物流なども含まれる。
トレンド:経済用語では傾向、趨勢を表す言葉だが、マーケティング用語としては、流行り廃りや浮き沈みとと捉えると実態に近い。季節商品が当たり前の世界以外ではこういうものに迂闊に乗ってはいけない。マーケティングの人は兎角流行の方(成果)を強調するが、流行ってしまえば必ず廃る(バンダイはいつもこれだ)のが世の常。これからは”流行り廃り”と言おう。
ニッチ:マーケティングでは隙間という意味(ニッチ戦略など)で広く使われているが、どうもにっちもさっちも行かなくなった時に逃げ込む避難場所のような気がする。大企業がそこに逃げ込んでも会社を救うことは出来ない。あくまでも適用範囲は出来立てか無名の会社である。表に出てはいけない(出たら隙間ではない)場所なので、これからは”死角”と呼ぼう。死角に入ってしまって忘れ去られても、それは知らない。
イノベーション:技術革新の意味で使われることが多いが、大方はそんなものではなく目先を変える為の御為ごかしである。本当の技術革新じゃないのにマーケティングでは、すぐにイノベーション(”あるある”じゃないがこういうものに騙される人が多いので)を使うが、マーケティングで使う時には”子供だまし”と言おう。
レッド・オーシャン:昔から”過当競争”という解りやすい言葉がある。
カスタマー・オリエンテッド:何故、マーケティングの人はヨコモジしか使かわないのか知らないが(アメリカ被れなのか脳みそが爛れているのかは知らん)、”お客様はあっての私です”でいいんじゃないの。市場調査などと言うものでこれを掴もうとすると結局、自分のお客様の気持ちを掴めなくなってしまうのである。それともあんたのところはシェア100%なのですか?
プロダクト・オリエンテッド:”メーカーの独りよがり”のこと。ソニーなんかこの辺の商品を作らせたら向かうところ敵無しである。
マーケティング・コスト:代理店にとられる”みかじめ料”のこと。
イメージ戦略:売上に貢献しないのに企業にお金を出させる口実。ようするに”言霊信仰”である。
ブランド戦略:ブランド品を店頭に並べることと勘違いしている人もいたりする。ブランド戦略とは基本的に銘柄による他との差別化なので、独占的に扱えない商品はブランドにはならないし、希少性があって所有欲を満たせなければ意味が無いのである。要は”売名行為”の事である。
リサーチ:”外資系にお金が落ちる調査”のことである。その手法には”集団調査(要はアンケート)”、”グループインタビュー(集団面接)”、”モチベーション・リサーチ(深層心理調査)”などがある。集団から個に進むほど良いアルバイト(単価が高い)になる。しないよりもした方が安心出来るがどこも同じ事をやっているので意味はない。

結論:これからはマーケティングの人がヨコモジを使ったら、すかさず「それって×××の事ですよね」と突っ込みを入れよう。そうすれば不毛なマーケティングの会議に呼ばれることは無くなるのである。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

どこの風潮でしょうかねぇ・・・(笑)
ご指摘のような態度はとれませんでしたが、前述の“期待されていること“のような報告をしたために、すでに私は呼ばれなくなりました・・・。

G4 Cube Everlasting さんのコメント...

呼ばれないと寂しかったりはします。