昔からイーストウッドは監督として優れていると思っているが、今回の”硫黄島からの手紙”で再度アカデミー賞作品賞や監督賞をとれれば監督としてもトップといえるだろう。またアメリカに対する明確なメッセージを持ち、今回の作品では日本人から見た硫黄島をアメリカ人の彼が描き出したところに大きな意味を持っている。
南京大虐殺を描いた映画を監督すると言うデマが流れたりしたが、プロパガンダ映画を作るほど彼は映画を馬鹿にしていないのである。自分描きたいものを淡々と描く。それが彼のスタイルなのだ。
結論:作品賞を取れるかどうかはわからないが、”父親たちの星条旗”ではなく、”硫黄島からの手紙”が作品賞、監督賞でノミネートされたところを見ると映画業界はテレビと違ってイラク戦争に反対なのだなと感じた。
水曜日, 1月 24, 2007
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