ユーロが誕生した時、ドルはいずれ死ぬと考えた人は多くはなかった(もちろん資本家はそう考えていたが)。ドルとユーロの変動を利用して資本家は1999年から2001年の間で5割以上資産を増やした。そして、2001年9月11日を境にしてユーロは上昇を続けている。
以下はユーロ発足後の長期相場です。
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1999年 130円
2000年 105円
2001年9.11 90円(最低価格)
2002年 120円
2003年 120円
2004年 140円
2004年 140円
2005年 140円
2006年12月末 157円(最高価格)
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最低価格は9.11に付けた価格であり、この日にユーロの買いに転じたとすれば、それだけで70%以上の利益を生んだ事になる(実際には利益でなく資産を倍以上に増やした)。そしてアメリカは9.11以降国力の半分以上を失ってしまった。どう考えてもアメリカの国力の衰退と資産を増やす道具として使われたとしか思えない為替相場の変動なのである。
結論:世の流れ(資産家の思惑とも言う)は、アメリカの国力の衰退を狙っている。撤兵どころか米軍の増派はこの流れのシナリオに沿った行動としか思えないのである。こういう場合には数字で世の中がわかるといえるのだ。
金曜日, 1月 05, 2007
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