水曜日, 1月 24, 2007

日経ってやっぱ馬鹿なの?

 提灯と飛ばししか書いたことのない新聞が、提灯でも飛ばしでもない記事を書くと当然平気で間違いを書いてしまう。日経朝刊の”きしむ品質 今現場では”という連載記事で、三菱重工を取り上げているのだが、その中で三菱重工が作っている”F-2”戦闘機のことをご丁寧なことに”主力支援戦闘機”と書いていると指摘されていた。まず何がおかしいかと言えば、以前は自衛隊にあった”支援戦闘機”という定義がもうないことを知らないことと、過去に一度も存在したことのない”主力支援戦闘機”という定義を勝手に作っていることだ。

 どういうことかと言えば、”支援戦闘機”という言葉があった頃には、それに対する”主力戦闘機(迎撃戦闘機)”という定義が存在した。今はどちらも戦闘機とされ、定義上存在しないが日経では”主力支援戦闘機”というものがあるらしいのだ。”主力戦闘機”に対し”支援戦闘機”は、きっと”主力戦闘機”だけでは力不足の時に支援する戦闘機なのだろうな、主力がやられたら代わりに戦うんだろうなと想像できるが、”主力支援戦闘機”では支援以外はしないで逃げちゃうんだろうなとしか想像できない代物になってしまうことに気付かないらしい。それどころか、もしかしたら”主力じゃない支援戦闘機もあるのか(F-4EJか)と誤解を招くのである。

結論:言論を気どる新聞社が言葉を知らないのでは話にならない。

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