金曜日, 1月 12, 2007

渋谷バラバラ殺人事件雑感

 短い時間でこれほど様相が変わってしまった事件も珍しいかも知れない当初は、三浪もしたモテない兄が妹に良からぬ感情を抱き、それを拒否されたために逆上して殺したと言うマスコミの好きな変態路線。しかし今回の事件はそんな単純な変態路線ではなく実際は...

ダメな俺→自慢の妹→ふしだらな妹→家庭内トラブルの原因→兄と二人で心配→改まらない行動→事務所をクビ→家族に八つ当たり→妹をさとす→なじられる→もうダメ→殺人→死体遺棄

という流れなのだ。別に近親相姦を拒まれたわけでも(わがままで生意気で自分勝手な性格によってそんな幻想は消えていたのである)なく、本当のところは問題児である妹に対して家族の総意としてあの子さえいなければと言うのを感じていたのではないかと考えられる。

結論:殺人は絶対にいけない事だが、近所でも(友人の間でも)悪評が立っているのに両親が手をこまねいているのをどうにかしようと言う結果が今回の事件なのだ。エリート(まあ日大や東京医科歯科が最高とは言わないが)家族でなければ起きなかった悲しい事件だったのだ。見た目で溜まってる変態だと決めつけるのは余りにも下賎なのである。

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