木曜日, 4月 27, 2006

抗うつ剤犯罪が増えている

 抗うつ剤と言えば、鬱病に効くのは当たり前の話であるが昔から抗うつ剤はようするに興奮剤だと言われている。私が大学(心理学専攻)で習った頃は、一番強力な抗うつ剤は覚せい剤だといわれた。確かに覚せい剤を使えばどんなに落ち込んでいる奴でも元気になるのは間違いないが、これじゃ解熱剤と一緒で問題の原因を解決しているわけではない。反対の作用を起こす薬物を摂取しているに過ぎない。

 特に問題になっているのが”SSRI”と呼ばれる最近一番多く処方されている(85%)抗うつ剤だ。川崎で児童を投げ落とした犯人も鬱病の治療に通っていてこの薬を処方されていたらしい。この薬は吐き気などの副作用は以前のものより軽減されているのだが、タミフルと同様に攻撃性が高くなる場合も有り(時には殺人を計画)、自殺が増え、てんかんを起こす事もあると言われている。場合によったら鬱病よりもタチの悪い精神障害に陥っているのと同じ結果を示すとんでもない薬なのである。

 何故こんな危険を孕んだ薬がこうも簡単に処方されているのだろう。これは副作用が少ないため本来の鬱病(精神病として)ではない鬱症状とよばれるような弱い鬱状態にも処方出来ると言うのが原因として大きい。つまり何となく憂うつな位で処方されている可能性が高いのである。その結果本当のキチガイが大量発生(統計的にはそんなに多くはないのだ)する恐れが出てくる。これも薬害の一種なのだ。SSRI以外にも精神錯乱を起こすようなとんでもない抗うつ剤も世の中には存在する。

結論:軽い鬱状態のはずが投薬の所為で立派なキチガイになってしまう恐れがある。薬とはもともと毒薬。毒にもなれば薬にもなると言う代物だ。単純な落ち込みくらいで精神科のクリニックに通う位ならば、スピリチュアルの方がよっぽど害が少ないのかもしれない。薬の怖さを知らないのか単に金儲けなのか知らないが、医者はもっと人の事を考えて治療しなきゃあかんだろ。

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