火曜日, 4月 04, 2006

物を考えない官僚達

 流石は官僚と唸らされる(呆れてと言う意味だ)ことが多い今日この頃である。経産省はPSEで馬脚を現し、文科省は英語教育で馬脚を現した。法律と言うのは、そもそも官僚が作るものではないし、まさか作ってはいないと思う(皮肉だ)。もし作っていれば明らかに憲法違反だが、それで捕まった人がいないところを見るときっとそんな馬鹿なことはしていないのだろう。

 では官僚は何をしなければいけないのか、それははっきり言って変な法案が出てきた時に吟味して問題点を洗い出し、齟齬の無い完全なものにすることだろう。そもそも政治家は隣近所の利権の事しか考えていないので、天下国家を考えたことは思いつかないから、俺達がフォローしなければいけないと言う思い上がった(そうとしか思えない)考えを持っている連中が官僚である。しかし、PSEの問題は杜撰(だから結局無いも同然の法律になってしまった)だし、英語教育に関しては教えられる人が今の小学校には一人もいないことを全く考慮しないで実施しようとしている(もし全ての先生が英語を話せるのならば、そもそも英語教育の問題なんて発生していないはずだ)。

 何でこんな簡単なことが解らないのかと言えば、受験ロボット(そうじゃなければ暗記だけが命のキャリアにはなれない)である彼らは世の中のことを全く考えずに大人になってしまっているからだ。自分で物を考えたことがない連中が官僚になってしまったのでは世の中のことが解るはずは無い。そんな連中が考える法律は、単なるセンズリなのだ。

結論:センズリは気持ちがいいかも知れないが、それを見せられる国民は一部の人(変態)以外はちっとも気持ち良くない。自分たちがマスターベーションをしているだけだと気付かないと言うことは、きっとセンヅリのし過ぎなのである。

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