金曜日, 4月 14, 2006

戸籍のなかった中国の言い分

 戸籍制度があるのは実は旧大日本帝国だけだと言ったら言い過ぎだろうか。日本、台湾、韓国には戸籍制度があるため人口を戸籍から判断する事が出来るが、戦前の中国には戸籍制度が無かったため実は人口が解らなかったのだ。それなのに、南京では30万人が虐殺されたという。日本人の中国国内での戦死者は、軍人、民間人とも実数で把握されているためそれが増えるような事は無いが、中国では何人が戦争で死んだかも解らないからこそ、毎年増えてい行くのだろう。

 日本だって全ての戸籍が分かっているわけではないが、だからといって制度が無いわけではない。恐らく誤差で済まされる範囲の差しかないはずだ。それに対して中国で初めて戸籍を調査した時(1952年)の予想は4億人だったが実際には6億人もいたのである。誤差が50%もあったのでは、どんなことを言われても信用が置けない事は明らかだ。中国のタチが悪いところは下手に突っ込むと、それじゃ50%少なく考えていたのだから南京で死んだのは45万人だなどと言いかねないところだ。

 1942年中国で干ばつによる不作と国民党軍の徴発が原因で300万人の餓死者を出した時に日本軍が、中国軍の軍糧を放出して餓死寸前の農民を救ったと言う事件の中国人執筆の小説が日本語訳された本がついに出版されるそうだ。全ての人ではないが日本軍に感謝している中国人もいたと言う事だ。

結論:共産党ゲリラによるかく乱に動じる事なく関東軍が満州の治安維持だけに徹していれば、日中合作により少しはまともな国になっていたのではないだろうか。アメリカとの無謀な戦争をしていなければ、その後のアジアはもっと安定していたに違いない。戸籍の無いような無法国を相手にしてしまった事がそもそもの間違いだったのである。

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