WBSでMicrosoftのXbox360用のゲームを年内に80本出すと言う発表を行っていたが、その上昔のゲームも復刻させるような発言をしていた。これは思わぬ誤算だろう。MicrosoftにしろSONYにしろ最先端のグラフィックがあれば受け入れられると言う単純な発想(ゲームをなめているでこんなことになるのだ)で、ゲーム機に取り組んでいたが何の事はない、その自慢のグラフィックをフルに使うようなゲームは開発期間がかかり過ぎてハードに間に合わなかったのだ。ゲームの内ゲーム機なんてOSを入れていないPC見たいな物だ(役立たずと言う)。流石はいつまでたってもOSが完成しないMicrosoftと、使い勝手(これも立派なソフトウェアだ)が向上しないWalkmanしか出せないSONYだけの事はある。結局は積極的に過去のゲームを取り入れる路線で、次期ゲーム機を考えていた任天堂だけがゲーム業界の現実を解っていたわけである。
そういう状況は考えなくても解りそうだが、考えなくったってアキバの中古ゲームソフト屋を覗けば一目瞭然だ。萌えている人は別にして、どう見てもオタクではない普通の人達が中古店でファミコンのソフトを今でも買っているのである。そこにちゃんと大きな市場がある事を知った上で任天堂はそのユーザをRevolutionに取り込む戦略を練っていたのである。MicrosoftやSONYが今からその線を狙おうとしても、最初からそこを抑えていた任天堂には到底太刀打ちは出来ない。蓋を開ける前から結果は出ているのだ。
結論:次世代ゲーム機が発表された時に考えていたように世の中は動いている。ゲーム機をハードだと考えているメーカーと、単なるハコだと考えているメーカーの先を見る目の違いを思い知らされる2006年である。
金曜日, 4月 07, 2006
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