月曜日, 4月 17, 2006

サラ金は悪くない?

 不勉強で知らなかったが、サラ金のトップはいつの間にかアイフルだったようである。以前の不祥事が原因で武富士はトップではなくなっていたんだな。でもそうだとすると、もしかしてあのチワワでアイフルを愛くるしいサラ金だと思い込んだ馬鹿が多かったと言う事なのだろうか?

 そうなるとテレビのCMとは恐ろしいものである。チワワ(犬畜生)や井上和香(巨乳)、ほのぼの(借金してほのぼのじゃダメだろう)など、どれもこれも癒し系に思える(あくまで思えるだけ)コマーシャルで好感度を上げて業績を伸ばしたわけだが、まさか井上和香タイプが優しく取り立てに来てくれるとでも思っていたのだろうか。だとすれば、テレビコマーシャルの利用は少なくとも計画的だったわけである。

 そもそも天下のテレビ局や広告代理店は、品性が低過ぎる。銀行も始めているかもしれないが、金貸しのコマーシャルはギャンブルのコマーシャル以上に不道徳じゃないだろうか。借金は簡単に出来るが、返済は簡単じゃない事は分かり切った事。返せるならばそもそも借りたりはしないし、計画的に利用出来る様な人は、そもそもサラ金に金を借りなくてはいけないような状況にはならないのだ。

結論:サラ金ばかりを悪者にしようとしている(もちろんサラ金は必要悪だ)が、サラ金が上場出来るような世の中はもっと悪い。上場している事と良い企業かどうかは全く関係ないのに、コマーシャルを流す事も相当悪い。マスコミは特定のものを悪く言う前に、そういうものを取り上げないと言う常識を持ち合わせるべきだ。それがないのならば、せめてマスコミも同罪で営業停止にするべきである。そうしないから、マスコミは全然反省しないのである。

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