木曜日, 4月 06, 2006

ウォン高でサムスンの業績が大きく悪化

 SONYを抜いた(SONYが転けただけだったりして)と鼻息の荒かったサムスンがウォン高の影響をまともに受けてどうも宜しくないようである。貿易依存度が以上に高い(70%。ちなみに日本は20%)韓国のなのでこのままではどうなってしまうか分からない状況だ。金融危機から立ち直ったと思われた韓国の基盤は、何のことはない思いのほか脆弱なようである。

 これも、本当の産業基盤の薄さのため。表面だけしかない韓国はすぐに回復したように見えても一皮むけばこの有様なのである。日本の産業構造はそれに比べ表に見えていない部分が多いため立ち直るのに時間がかかるが、いったん立ち直ってしまえば突風くらいで吹き飛ばされない力を持っているのである。問題は層が厚いだけにスピード感に劣るということだろう。

 2000年近くの間、連綿と続く文化をもった国家は他にはない(どこかに支配されていたのは戦後の一時期だけだ)だけに、他には前出来ない深さを持っている。つい最近出てきた欧米諸国や、国家のアイデンティティを失っていた期間の長い韓国や中国に侮られるほど文明度は低くない。日本は世界のリーダーとして何をしなければいけないかを常に考えていれば、サムスンなどに負けるようなことはないのである。

結論:外貨準備高で日本をついに抜いた中国は、外貨をどこで運用しようかなとアメリカをやんわりと脅したりしているが、あまりやりすぎると日本のいつかきた道を...韓国もいい加減大人になって早く日本型の国になることを目指すべきだろう。もしなんなら、靖国を分祗してやってもいいよ。

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