火曜日, 4月 11, 2006

冤罪を作るのは世間知らずの裁判官

 電車内での携帯電話の使用を注意された腹いせに、痴漢だと虚偽申告して会社員を逮捕された女子大生を名誉棄損で訴えていた男性の請求を棄却すると言う判決が下った。件の男性は当然控訴したわけであるが、この判断をした裁判官は、”女子大生の証言は具体的で信用性が高く、携帯電話の注意で痴漢被害を申告するとは通常想定出来ない”という理由にならないでどうも判断したようである。

 大体今時女子大生だから品性があるなどと言う事は成り立たない。高校で終わってしまう人の方が少ない現状を考えずにそんな馬鹿な事を言っていたら、世の中の殆どの女性が品性の高い人でなければいけなくなってしまう。とてもじゃないが私にはそう思えない。実際に切符の自動販売機で割り込みをしてきた女子大生風の子に、いきなりケリをいれた女子大生風の女を見た事がある。それだけで収まれば蹴った方が特殊だと考えればいいが、蹴られた方はそれ以上にケリ返していた。正直長生きはしたくないなと、この時初めて思った。

 一方でこの裁判官は、男は皆痴漢をすると思い込んでいるのではないだろうか。現行のシステムで裁判官になる人達は、言わば片輪(まともな社会人ではないと言うことだ)ばかりだ。普通裁判官になどならずに弁護士になる(そちらの方が社会的地位は高いが、金にはならない)方を選ぶはずなのに、それをしない事でそれは明らかである。自分だって痴漢しちゃいそうなのに、普通の男がしないはずはない。きっとそう思い込んでいるのだ。

結論:どうでもいいけど(どうでも良くないか)、今の女は、こんな風に痴漢されましたと言うことを言うのに一切のしゅう恥心などない。そんなにウブだったらそもそも痴漢にあったと言うわけが無いのだ。別に痴漢を擁護する気は無いが、女子大生イコール被害者というステレオタイプでものを判断していたのでは、事実無根の男性が余りにもかわいそうなのである。

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