木曜日, 4月 27, 2006

このままでは竹島は盗られる

 先日の会談の結果がガセネタであったことを盧武鉉が特別談話で発表することによって明らかにしてくれた。これは非常に有り難い事である(ことの真相を分かりやすく示してくれたのだ)。それに対して政府は今回の発言が、韓国の選挙に向けた政治的な発言であって、それ以上の物ではないと寝ぼけた事を言っている。次官同志の話はもうなかったと言う事で早く海洋調査を行って地底名を早く決定しないともう二度と竹島の領有問題を持ち出す事は出来なくなる。

 海洋調査船を日本が出せば恐らく拿捕されるだろう。場合によっては攻撃されるかもしれない。自衛隊は出せないが海上保安庁の船が随伴しなければ危険な事は間違いない。ようするに戦後60年間近隣諸国に媚びへつらうだけだった日本の外交(善隣外交という口当たりの言い名前が付いている)のツケが廻ってきただけなのだ。正直に言って今更遅い(実効支配を許していながら主権を主張しても世界の常識では相手にされない)。もう手遅れなのだからキッパリと諦めるか後はフォークランドの時のイギリスのように実力行使で分捕るしかない。

 その覚悟がある政治家は残念ながら日本にはいない(ゴロゴロいたら困るのだが)。自衛隊にはその覚悟がある人間がいるだろうが、こんなつまらない事が原因(日本の外交の尻拭い)で、彼らの命を無駄にするのは余りにも忍びない。

結論:取り返す事はもう諦めるしかないが、拿捕や攻撃を覚悟で海洋調査をするしかない。これは、他の領土問題(尖閣諸島や北方領土)に対して一歩も引かない事を示すための示威行為としての意味を持っている。無防備な調査船に対して攻撃を仕掛けてくる韓国、そしてそれに対して断固たる平和的な対応をする日本(日本は決して武力を使わない)を世界に知らせるためのイベントに仕立て上げる事だ。少なくとも靖国を参拝するようなポーズとは一線を画する行為だと思う。

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