大抵の事に口を極めて文句を言いそうな、古舘一郎。どうやら中国に関してはそうじゃないらしい。嫌いなので決して見てはいないのだが、今回の中国ギョウザ問題に関して「これ中国側は大変な痛手ですねー。」と宣ったらしい。
これがアメリカの牛肉(ヘタレ牛を電気ショックで立たせて狂牛病試験をパスさせると言う話もある)だったりしたら、こんな言い草は決して出てこないのだろうが、どうも中国の場合は何をやっても非はないらしい。揚げ句の果てにこんなことが起きるのは日本人が美味しいものを安く食べたいと考えるからで、食料自給率が39%しかないからいけないのだ。という文脈でコメントが終了していたようである(YouTubeのリンクが消されているので未確認)。
結論:JTがこれを使えば安く作れると農薬を使わせたと言うのなら話は別だが、こんなことを平気でするのはあくまで向こうの人の人格の問題。そこまで、言うのならば戦後の食料自給率が、こうなった原因はアメリカの占領政策に唯々諾々と従った政府が悪いと言えばいいのだ。美味しいものを安く食べたいと言うのは当然の欲求であって批判される筋合いではない。
金曜日, 2月 01, 2008
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2 件のコメント:
これに似た一件に「高樹沙耶」のハピふるでの発言もありました。「中国を責める前に、輸入に頼る方が悪い。」というような意見でした。確かにそうだけど、まずは「責める」→「輸入しない」とかが順序だと私は思いますが・・・。とにかく日本が悪い論は、もう聞いててムカつくのだ!by銀座のタイ人のように見える日本人
今回の古舘の発言など深く考えたものではないと思いますが、批判的な意見を出させる為にワザとやる人間も世の中にはいます。そして、案の定、扇情的に騒いでるバカマスコミもいます。
事実関係がはっきりする前に大騒ぎするのはどんなバカにだって出来ますが、本当にしなければいけない事は理詰めで相手に反論出来ない状況を作り出し、表面的(世間的)には大人の振る舞いをして、今後の交渉の時に弾として残す事なのです。
戦前までの人間には、そう言う凄さがあったのですが、そう言う人達は戦争でいなくなってしまったようです。
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