金曜日, 2月 29, 2008

あたごの問題

 世間では漁船に衝突した事を問題にしているが、実はそんなことはどうでも言い話であって、今回の事件はもっと大きな問題を露呈させたのである。

本当の問題点
その1:自動操舵で航行していた。自動操舵であったと言う事は緊急事態が発生した場合に対処する危機管理意識がなかったことを物語っている。有事を想定しない軍隊などあってはいけないのだ。
その2:対応が遅い。原因究明の前に事態の報告が速やかに行われないと言う事は、想定外の問題に緊急に対処が不可能な事が明らかになった。演習では優秀でも戦争では役に立たないことを身をもって示してしまった。
その3:事故の原因を見張り担当に押し付けようとした。イージス艦の管制室では全ての船舶の動きを常にモニターしており、見張り担当の連絡無しで状況を全て把握していたのに、漁船の動きを気にしていなかった。相手が漁船でなく自爆テロを仕掛けられたとしても防がない事を証明してしまった。
その4:危険な状態にも関わらず船長が就寝中だったために事故寸前まで汽笛をならさなかった。自衛官自身に軍艦を管理している意識がないから船長の就寝を優先させたらしい。自衛隊は軍隊ごっこをしているだけ(立派な兵器はもっているが戦争をする気は無いので全然平気?)の組織だとアジアの覇権国家に再認識させてしまった。

 以上のように、自衛隊は緊張感も責任感も即応性も問題意識も持たない組織。宣戦布告無しに攻め入れば(世界中から避難されるだろうが)、あっという間に倒せる相手だと教えてしまったのだ。戦後60年以上も泰平(無責任とも言う)の中に生活していたために本当のフヌケに成り下がってしまったのだ。

結論:装備は世界有数でも組織は最悪なのである。それもこれも、自衛隊を軍隊では無いという安楽のイスに座らせた似非サヨクの連中(空想平和主義者)の責任なのだ。サヨクは平和のためだと思い込んでいるかも知れないが、保守以上にアメリカのために動いているのがサヨク。日本が自主独立したら一番困るのはアメリカ(日本と本気で戦争したのはアメリカであって中国では無い)。似非サヨクも似非右翼も実態は朝鮮。そんな奴らの言葉に躍らされてはいけないのである。

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