金曜日, 2月 01, 2008

賎しい国

 靖国といえばA級戦犯問題がやり玉に上がる。そして、その理由は先の大戦で甚大な被害を与えたアジアの近隣諸国に対する反省を示すことだときれい事を並べ立てる。先の大戦が国家としての誤りであったことは間違いない事実だが、だからといって国民が押し並べて被害者面をする事を許される問題ではない。南京大虐殺などという荒唐無稽な話が成り立つほど当時の中国には多くの犠牲者が出たが、それは日本軍の攻撃だけで発生したものではない。もしも、それほどの余裕のある軍備を持っていたなら日本がアメリカに敗れる事などなかったであろう。話が、回りくどくなってしまったが、当時の中国は、日本と戦うのと同時に内戦状態でもあったと言う事だ。そして内戦による被害者まで日本軍(関東軍)による被害者としてカウントされている言う事だ。

 さて、本題に入ろう。A級戦犯合祀に対する韓国や中国の内政干渉の原因はヤクザやチンピラの言いがかりに金を出す(みかじめ料とも言う)という現在の日本の体質にある。これは他の国でも多かれ少なかれある事なのだが...今、日本をコントロールしているのは財界人である。彼らは言いがかりをつけてくるゴロツキと商売をしている(要は同じようなゴロツキだと言う事だ)。周辺諸国の気分を害するような事するなというのは、謂れのない言いがかりに日本が盾を突くと商売がやり難くなると言っているに過ぎない。

 金の為ならば、国家の矜持を捨てても構わないなどと言う考え方は、幕府が倒れるまでの日本にはなかった考え方。日本人は物事に寛容なことは古代から続いている伝統であるが、今行われている事は寛容ではなく単なる事なかれ主義。プライドの欠片もないのである。サヨクと言われている(本当はそんな上等なものではなく、唯の文句言い)連中が中国や韓国に阿り、自称保守はアメリカの米搗きバッタ(そのアメリカが唯のイナゴの大群に過ぎないのが笑える)。

結論:矜持を持ちもしないのにイデオロギーを掲げるのは唯の害虫。中国に行って農薬でも掛けてもらったらどうだろう。矜持も持たない人間がリーダー(企業や国家の)になったのでは、国民が見くびられてしまうのである(まあ今の日本人は私も含めて相当賎しいが)。

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