月曜日, 2月 18, 2008

援護射撃

 島根県浜田のPFI方式による刑務所の建築は大林組による明らかな耐震偽造だったのだが、それをnikaidouなどにすっぱ抜かれると、読売新聞と言う大マスコミが、設計と違う場所に鉄筋を入れてしまった工事のミスが発見されたので、工事を一からやり直す事になったと言う記事を即席で書いて錯誤によるミス扱い(問題の矮小化)にする援護射撃をした。

 その報道に対する後追いも他の大手新聞には見られず、事実をしつこく取り上げるのは週刊誌だけと言ういつものパターンで逃げ切るつもりらしい。

 そもそも設計図と違う工事に気付かないなどと言う事がある筈もなく(東西南北を間違えたというのだ)、設計とは違う仕様で創ろうとしたのがバレ、証拠隠滅の為に全てを壊そうと言う魂胆なのだ。

結論:これが民営化の実態。公が効率的とは云わないが民が正直でない事を証明して見せたわけだ。大林がこの工事を競り落とす為に落とした金は材料費を誤魔化さなければ捻出出来ない金額だったわけだが、それを援護射撃すると言う事は、読売に近い政治家にお金が落ちたと言うだけの話なのである。

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