金曜日, 5月 09, 2008

上野動物園に抗議

 パンダを貸与しましょうと有り難いお言葉に対し、上野動物園に抗議の電話が殺到しているようである。曰く、高額のレンタル料が勿体ない。曰く、レンタル料が人権を軽視する中国を支援する事になる(支援と言うほど高額とは思えないが)。上野動物園が胡錦濤さんに直接お願いした事ではない(福田が言っただけ)のに、こんなことを言われる筋合いではないのだが、そうかと思えばパンダで潤っていた上野の商店街の人はパンダなど要らないと言った都知事に一斉に怒りの声を上げたらしい。

結論:何も発言がないのは動物愛護団体の方々。希少動物を政治や商売の道具にする人間のエゴに対して声を上げるのが仕事じゃないの。本当に絶滅の恐れが有るかどうか分からない鯨で騒ぐよりも前にする事はあるのだ。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

R25からの引用「4年に一度のスーパーイベント『オリンピック』の開催が近づくなか、砲丸作り職人の辻谷政久さんが、自社製品の北京五輪への納品を拒否したことで注目を集めている。家族経営の町工場で作られる辻谷砲丸だが、その高品質ぶりは世界的にも有名。どれだけすごいのかというと、オリンピックの砲丸競技では複数の国の業者から規定の砲丸が集められる。試し投げなどを経て選手は気に入ったものを選ぶのだが、辻谷さんの砲丸はアトランタ、シドニー、アテネの各大会で表彰台を独占。特にアテネ大会では1位から8位までのうち、7人が辻谷砲丸を選んだ。

「他製品との違いは重心の位置。球の中心に重心をもっていくことで飛距離を伸ばすことができます。鉄は固まるときに重い物質が下に集まるので、同じ球に見えても重心はずれている。重い部分を多く削ることでバランスのとれた球体に仕上げることができるのです」

と惜しげもなく秘訣を明かしてくれたのはいいが、他社に技術を盗まれる心配は?

「大丈夫、どうせマネできないから」(同)

五輪への納品を見送った職人さんだけあって根性がすわっている。」

日本人は、こうでなきゃね。

匿名 さんのコメント...

言葉が足り無かったことをお詫びします。
何故辻谷さんが、北京五輪への納品を拒否したか?「2004年サッカーアジア杯後、中国で起こった反日デモで投石を止めようとしない中国警官の態度を見て・・・。」とのこと。こういう気概のある町工場の伝統を未来に継承できるのだろうか?そう言っている私も、かっこよく言えば「ホワイトカラー」、客観的に見れば、手に職の無い丁稚。辻谷さんのような方には、頭を下げるのみ。情けない・・・・・。

G4 Cube Everlasting さんのコメント...

コメントのお気持ち私も非常にわかりますが、砲丸2発とパンダ2頭のバーター取引をする位の交渉力が無い事が日本の一番の弱点だと思います。それ位に肝っ玉が据わっていると他所の国に舐められるような事はないし、なし崩しに戦争を始めてしまうような行き当たりばったりは無くなります。
日本の回りの国は、どこも海千山千ばかりです。