水曜日, 5月 14, 2008

総論で反対したって

 道路特定財源の一般財源化は単なるまやかしでどうせ道路に使われるのだから世論も反対しているとマスコミは言う。確かに国民の多くが総論として反対なのは間違いないが、本当に反対なのは暫定税率の復活だった筈だ。なし崩しに暫定成立が復活してしまったので、道路に使われるのを反対と言うくらいしか残されていないから反対しているに過ぎないと考えるのは私だけじゃないだろう。

 そして、道路建設費として使うのは反対と言うのは単なる空気に過ず、そう言わないと白い目で見られるから言っているだけだと思っている。総論での反対など誰にだってできるが、各論では絶対に反対などしない。各論でもきちんと反対する気があるのならば、地方交付税などと言う公的なたかり制度はとっくの昔に無くなっていたに違いない。

結論:道路建設に税金を使うのは反対と言うが、自分の所に道路を作ると言う話になって反対する奴なんていやしないのだ。いい加減マスコミも国民もポーズを取るのを止めてもらいたい。そういう思考回路が反省しない国を作ってしまうのだ。総論で反対(要は単なる建前)したって何の意味もないのである。

0 件のコメント: