ちょっと前まで国がやると破綻してしまうから民間に任せた方が良いと言う訳の分からない理屈で押しきる変人首相がいたからいけないのかも知れないが、民営化すればOKと考える馬鹿は流石に少なくなったようだ(まだいるのかな)。
民間企業で上手くやっているところは民間だから上手くやっている訳ではなく、その会社の仕組みが上手くいっているだけの話である。そうやれなかったところはみんな倒産するだけの話に過ぎない。国営だろうが民営だろうが駄目なところは仕組みが駄目(時代にそぐわない)な訳で、同じ組織の資本が変わったって何も変わらない(もっと悪くなる)に決まっている。
話を戻せば民間でやって上手く行かない(儲からない)が、国家として必要なものは国営にして残すというのはあるが、その逆は有り得ないのだ(組織そのものを完全に解体するなら話は別だが)。
結論:破綻するのは競争が存在するかどうか(民営化性善説は大体これを大儀にする)は関係ない。システムがおかしいかどうかの話だ。やり方が間違えていれば、どんな物でもいずれ破綻するのだ。
木曜日, 5月 22, 2008
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