火曜日, 9月 08, 2009

現代用語のKUSO知識 〜政治編〜

 自民と民主が逆転し、何が何だか訳の分からない政治状況にある今だからこそ、最近流行の政治の話題をいじってみたいのである。

派閥の時代ではない:つるんでいても何のメリットもなくなった派閥を出る時に口にする言葉。最低限自力で当選した人間が口にする言葉だと思うが、最近はおこぼれで当選した人間が言っても処罰されないらしい。【同義語】お前はもう死んでいる
政権交代。:デーブ・スペクターの提案を取り入れて民主党がスローガンに使った言葉。この言葉が無くても政権交代は既定事実だったと思うが、このスローガンがあったおかげで、訳の負からないマニュフェストの中身なんて誰も読まなかったのだから大した物である。最後に、句読点が付いているのは”モー娘。”とは意味が違い、政権交代の後は何もない(お仕舞)という意味が含まれていた。だが、謹慎中だった小沢元代表が幹事長になった事により、次のシナリオが始まりそうな勢いになってきた。【同義語】CHANGE。オバマ政権を見れば分かるように民主に変わったが実質的に政権を操っている連中は全く替わっていないのである。
生活を守り抜く。:また、句読点だ。自分の議員生活さえ守り抜けなかったのだから、明らかに公約違反?売国奴と組んでいたのだから支持母体である学会が見放したのも仕方のない話だろう。与党でありながら、国民の生活を守ってあげていなかったと反省の気持ちの表れなのだろうが、党の幹部が全滅と言うのはいくら何でも戦略ミスである。【同義語】日本を守る責任力。守ると言う言葉が保守ではなく保身と聞こえたのである。
比例区:折角落とした筈の売国奴が大きな顔をして代議士になれる素晴らしい制度。落とした筈の閣僚や重鎮と呼ばれるヤクザだけが救い出されてしまう、救いようのない制度である。【同義語】ゾンビ。

結論:小選挙区制度になってからの日本は、全体主義へとまっしぐらのようである。くどいかも知れないが少数意見が反映されない政治は民主主義ではないのである。

0 件のコメント: