水曜日, 9月 30, 2009

新型インフルエンザの被害者の共通点

 新型インフルエンザの死亡患者の多くは何かしらの既往症を持っている方が多いが、国内での死亡率からすれば季節性のインフルエンザと比較して死亡率が高い訳ではないが、顕著に高い率を上げている事実がある。重症化した患者で亡くなった人達に一つの共通項があるのだ。重症化して死亡した患者は全てタミフルを投与されていた。同じ重症患者でもタミフルを未投与の患者からは現在のところ死者は発生していないのである。疫学的に有効な結果かどうかは今後の研究が必要だろうが、既にタミフル耐性ウイルスも出始めているのに副作用だけが起きるとすればタミフル投与の意味がないと思うのだが。

結論:僅か1日早く治そうと思って死んだのでは元も子もない。アスピリンと併用したりすればロシアンルーレットになってしまうのである。

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