火曜日, 9月 08, 2009

財源を確保する

 そろそろ失われた20年になりそうな日本の不況。財源が足りないからと消費税の値上げや配偶者控除の廃止などが俎上に上がっているが、昨日も書いたように個人ではとうの昔になくなってしまった法人税減税などの減額分はほぼ消費税と相殺される金額(年間20兆円ほど)なのである。つまり法人に対する減税措置を廃止すれば、それだけで消費税を引き上げたのと同じだけの税収が得られるのである。更に累進課税を以前のように戻せば高額所得者から得られる税金でかなりの増収になるだろう。まるで、サヨクのような言い草だが、前から書いているように現状の政治制度の中で一番ましなのは社会民主主義(社民党は一番嫌いだが)。泰平の世を送りたかったら格差のない社会を築くのが最良の方法なのである。

結論:国に取られるくらいなら社員に還元して喜んでもらう方が良いというのが日本型資本主義だった筈なのだ。

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